関東平野のおおらかな風物の中で育まれた小魚類や貝類、そして太陽の光 豊かな大地に栽培された野菜類を、江戸伝授の製法に新しい技術を取り入れ、手作りながら美味求心に努めさせて頂いております。 現状に立ち止まることなく、200年の歴史が造る味を益々前進させることにこだわってまいります。 |
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天保八年 |
二代、加瀬庄治郎(利徳)佐倉藩御用商人となる。 二代目庄治郎の嫁はま女は、佐倉藩主堀田家の祐筆として信任厚かったが、男子相続人なき為、京都商人、奈良屋(元千葉市ニューナラヤ)より養子を迎え、三代目を名乗り醤油醸造業を開始、正上醤油と名付け、以来正上の名称を受け継いでいる。 |
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昭和二十五年三月十一日 |
安政、文久、慶応、明治、大正と時は流れ、七代目庄治郎は、八代目庄治郎戦歿のため、これを引き継ぎ商いし、昭和二十五年三月十一日時代の変遷に従い経営合理化を図る為、正上醤油株式会社を設立する。昭和十九年から戦後にかけての地主制度解体と自由流通による新しい販売方法、労働問題等により、商売の危機に入っていく。 九代目加瀬順一郎は庄治郎を襲名せず、自分の名で受け継ぐ。 |
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昭和六十二年 |
佃煮、漬物等の他に新しい時代のニーズに合わせた食品加工開発にあたり、レトルト食品、真空加工食品、チルド食品等を製造。 その他醤油製造部門では、本仕込み醤油として、昔ながらの製法を守った(生しょうゆ)を製造販売、人気を呼ぶ。 |
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